見附市は全国有数のニット産地。その強みを生かしながら、新しい命の誕生を祝福する気持ちを伝えたい。
見附ニット組合と市内のママたちが共同開発したのが、上質なニットを使いデザインもこだわり抜いて制作した「おくるみ」です。お子さんが生まれた家庭を対象に各ふるさとセンターから贈呈されます。綿花からわずか5%しか取れない「超長綿」を使って作るためチクチク感が一切なく、赤ちゃんに有害な化学物質が含まれる可能性のある染料は使わない生成(きな)りの糸で編んでいます。
縦160cm、横75cmの大きさがあり、3種類の柄からお選びいただけます。普段のお洋服のテイストにあわせて、また赤ちゃんのイメージにあわせて選ばれる方など、様々です。
また、デザインは開発した先輩ママ達からの意見で、出産前から出産後もずっと使えるよう、授乳ケープやポンチョなどにも使える6wayです。
古くから地域を盛り上げ、脈々と受け継がれてきた繊維産業の歴史を若い世代にも知ってもらうための高品質。見附市での子育てをもっとオシャレに楽しくするために、先輩ママの声も取り入れて作りました。赤ちゃんを見守り、健やかな成長を願う気持ち、伝統の技術と温かな思いで紡いだ柔らかな肌触りです。
―買うこともできます!―
見附市内でお子さんが生まれた方だけではなく、もっと多くの方に見附ニットの良さを知って頂きたいということで販売もしているようです。ご自身の友人知人に贈り物として届けるのもいいですね♪
見附市への「ふるさと納税」の返礼品として、おくるみを受け取ることもできます!
ふるさと納税専用サイト内にて紹介されていますので、こちらも是非チェックしてみてください。
▶ふるさとチョイス
―生産者の想いを知る―
おくるみは、見附ニット工業協同組合が生産しています。大きな時代の流れの中で、変化に対応しながら自らの強みを磨き、生き残ってきた見附のニット企業。産地への思いについて見附ニット工業協同組合の坂田政元理事長にお話を伺いました。
市民と産地を盛り上げたい
3年前、市内のママとニット組合が一緒になり、見附産のおくるみを開発しました。楽しみながら見附のニットに触れてもらったことで、若いママから産地であることを知ってもらうことができました。
市民の皆さんと産地を盛り上げるというのも大事な視点。
「こういうのをニットで作れませんか」や「一 緒に特産品をつくりたい」など、お話があれば、協力させていただきたい。また、春・秋のニットまつりは、市民の皆さんに産地を知ってもらう場でもあります。まずは、見附がニットの産地であるということを知ってもらって、一緒になって産地を盛り上げていきたいですね。
生産者、先輩ママたち、市と地域の想いがたくさん詰まった見附のおくるみプロジェクト。ネーブルみつけの「みらい市場」ニットファクトリーアウトレット「プリメイラ」でも取り扱っていますので、ぜひ実物に触れていただければと思います。詳しい情報はこちらのサイトもチェックしてみてください。
▶見附ニット工業協同組合
▶エンジェルおくるみプロジェクト(出産祝い品贈呈事業)見附市役所ページ
2019.02.25 Monおすすめの記事
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