人気パン屋を経営。見附市に続いて長岡にも店舗オープン。
Uターンし、脱サラしてパンの道へ。山崎さんのしあわせみつけた、移住物語。
(写真は見附市のベーカリー「パン・ド・ネイヴル」) 脱サラして修行の後に見附市内にパン屋をオープン。
人気店の、見附市ベーカリー「パン・ド・ネイヴル」、長岡市ベーカリー&イタリアンレストラン「ドルチェヴィータ」の2店舗を経営されている、株式会社BAKER’S DOZEN代表取締役 山崎壮一さんの、幸せみつけた物語。
ご家族の構成・状況
なぜ、見附市でパン屋さんを開業することになったのですか?経緯を教えてください。
私は見附市で生まれ、高校卒業後に横浜の大学へ進学しました。
大学卒業後、とあるメーカーに就職しました。
そのまま関東で働くつもりでいたのですがが、たまたま新潟の長岡営業所配属になり、まずは地元見附に戻ってくることになったのです。
7年間、営業として長岡近辺を担当しました。そんな中、新規開拓で訪問したとあるパン屋のオーナーに、「パン屋になったらどうだ?」と声をかけられたのが、パンの道へ進むきっかけとなりました。
勤務していたメーカーでの営業成績は好調だったですが、何か充実感が無いと言いましょうか ・・・「この仕事を続けている限り、この先自分はこんな風に歳を取っていくんだろうな・・・」と先が見てしまったんですね。
そんなきっかけもあり、「パンの道へ進んでみようか!」とはじめは軽い気持ちでしたが、修行をはじめることとなったんです。 長岡や三条、県外のパン屋数店舗での4年間の修行を経て、 平成21年、34歳の時に独立して地元である見附に「しあわせパン工房 パン・ド・ネイヴル」をオープンしました。
独立開業にあたっては、店舗を構える場所は様々な場所から選べたと思うのですが、なぜ地元見附を選んだのですか?
やはり地元に貢献したい。見附をもっと元気にしたいという想いがありました。 学生の頃、「何をするにも市外へ行くしかない・・・」というような、見附の状況を不便に感じていました。 ですから、やるからには、見附に誇れるお店・会社になろうと。
もしそうなったら、雇用や税金面で見附に貢献できますし、見附市外からお客様を呼べるお店になりたい・・と思いました。
見附に「パン・ド・ネイヴル」をオープンしてからはどんな風にお客様が増えていきましたか?また、ご苦労されたことはどんな点ですか?
見附にパン・ド・ネイヴルをオープンしたのは平成21年なのでリーマンショックの直後でした。不安がまったく無かったと言えば嘘でしょうが、「このどん底の景気の時に始めれば、それ以下はないだろう!!」との想いでスタートしました。
長岡にもお店をオープンされましたが、山崎さんの今後のビジネス展望を教えてください。
長岡の「ドルチェヴィータ」はH26年にオープンしました。 このお店はベーカリーとイタリアンレストランが一体となったお店です。
客観的に独立開業する場所として見附を見た場合にどう感じますか?
私自身、都会で開業をしていたら、正直商売はもっと厳しかったと思います。
見附に移り住んで、見附を独立開業する場所として選んでみようかなと考えていらっしゃる方へ、山崎さんからアドバイスをお願いします!
東京での流行に飛びつきすぎず、田舎でも必要とされる、地元の人に喜ばれる事業を展開できると、可能性が大きいのではないかと思います。
見附市・しあわせパン工房「パン・ド・ネイヴル」
見附市・しあわせパン工房「パン・ド・ネイヴル」 〒954-0058 新潟県見附市葛巻1-1679-1
長岡市・ドルチェヴィータ
〒940-2121 新潟県長岡市 喜多町土地区画整理帯6町区8 ルージェス喜多町内
同じカテゴリーの記事
-
特集:見附ぐらし②大人になって気づいた見附の魅力
見附市出身の内海真友子さん。新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに、家族5人でUターンしました。約20年ぶりに戻った故郷は、真友子さんの目に...
インタビュー コラム -
特集:見附ぐらし①移住者の目から見える「見附の魅力」(専門家インタビュー)
コロナ禍で注目が集まる「地方移住」。ここ数年、見附に移住する人の数は増加傾向にあります。移住者が増えることの意義について、全国的に移住定...
インタビュー コラム -
子どもと過ごせるいっときの時間を、大切にしたい。
川崎の人気居酒屋で22年、料理長をつとめていたご主人の篤史さん。ともに川崎生まれ、川崎育ちです。の仲良しご夫妻が、慣れ親しんだ川崎を離れ...
インタビュー